2022年5月18日(水)

非エンジニア目線から解説!システム内製時のつまづきポイントとは?

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本記事は内製化支援を行っているプランニング部が、非エンジニア目線からWebシステムを内製する時につまづきやすいポイントを解説しています。今回ローコード開発ツール「SPIRAL® ver.2」を利用していますが、ローコード開発でシステムを内製化する際に役立つ内容になっていますのでぜひご参考ください。
この記事はこんな人に向いてます
・DXを推進している
・システムの内製化を検討している
・ローコード開発ツールの選び方がわからない
・Webシステムの内製化に興味がある

ローコード開発とシステムを内製することの関係とは

皆さんはローコード開発ツールというものをご存知でしょうか?ローコード開発ツールとは、システムエンジニアではなくても簡単にWebシステムを構築できるツールを指す言葉です。企業のエンジニアの人材獲得が難しい日本では、DXを推進したい企業からの注目がローコード開発ツールに集まっています。


(参考記事)
ローコード開発とは?スクラッチ開発との違いとメリット・デメリット
DX人材不足を解消するローコード開発ツールの選び方


これまでシステム開発とは無縁だった方々のところにも、ある日突然、ローコード開発ツールが導入される日が訪れるかもしれませんね。

ローコード開発ツールで非エンジニアが内製してみた

つくろうとしたもの
ライブ配信サービスとの連携デモ
背景
セミナー・イベント等のオンライン開催はZoomが主流になっていますが、社内導入時に接続可能数・データ管理面がネックになることが多々あるというお声を当社のお客様からお伺いすることが増えてきました。そこで今回はAgoraSDKというサービスとの連携デモを作成しました。
内製に利用したシステム
・ローコード開発ツール「SPIRAL® ver.2」
・リアルタイムコミュニケーションSDK「AgoraSDK」
SDKとは・・・Software Development Kit の略称。ソフトウェアプログラム等を簡便に利用できるように、メーカーがパッケージングしたツール一式を指す。SDKを用いることで、イチからシステムを構築することなく提供機能をアプリケーションに追加することができる。
筆者が感じたAgoraの魅力
・大量の同時接続でも安定した接続(1チャンネルごとに配信32人+視聴数100万)
・SDKで動くのでHTML、CSSでデザイン設定が可能
・視聴する側は面倒なソフトのインストールやブラウザでの動作が不要
※今回は標準で提供されているサンプルコードの一部を利用しました。
できあがったもの
SPIRAL® ver.2で用意した認証エリア内に、AgoraSDKを設置しました(参考図)
配信側・視聴側どちらのユーザーも、IDとパスワードでログイン成功後にライブ配信画面が立ち上がるようになっています。Webブラウザ上で完結しているため、視聴ソフトやスマホアプリのダウンロードの必要はありません。

▼参考図
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▼視聴までの手順
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できあがったものは以下のような機能で構成されています

・配信側と視聴側のユーザー情報を格納するデータベース
・IDとパスワードを登録するWebフォーム
・ライブ配信画面を表示するWebサイト
・上記Webサイトにアクセスするためのログイン機能
・AgoraSDKが提供する配信関連の機能


SPIRAL® ver.2で用意した各機能は主にクリック操作で実現( 機能に関する詳細はこちら
SPIRAL® ver.2のセキュリティに関する詳しい説明はこちら

システム内製時につまづきやすいポイント3選

筆者が実際に進める中でわかったシステム内製時につまづきやすいポイントを3点ご紹介します。
情報が英語メインである
Webエンジニアの方は日頃から英語のドキュメントを理解して開発されていると思います。しかし筆者のような非エンジニアが開発ドキュメントを読む時につまづきがちなポイントは、開発のドキュメントが主に英語で書かれていることです。

今回は、幸いにもAgoraSDKの代理店・ブイキューブ社の日本語ドキュメントがありましたが、必要な開発ドキュメントを読み進めることができそうか意識してみると良いかもしれません。また、利用するツールの管理画面が日本語表記に対応しているかも、事前に確認しておくと良いでしょう。
馴染みのないシステムに関する用語の理解が必要
ローコード開発といえども、Webアプリケーションをつくることに変わりはありません。システムに関する用語をたびたび目にすることがあるため、そういった用語への理解が必要になります。非エンジニアの方の中には、慣れない用語がでてくると二の足を踏んでしまう方も出てくるのではないでしょうか。
必要なプログラムファイルの管理が必要
今回のSDKの中にはJavaScroptのプログラムファイルが含まれていました。当該ファイルを動作させるには自前/別途用意のサーバーに置く必要がありましたが、企業によってはサーバーをどこが管理しているのか、そもそもファイルを置くことができるのか等の確認・依頼の手間が発生することがあります。
またファイルの類を管理する知見も非エンジニアの場合には乏しいケースが多いかと思いますので、セキュリティ事故につながらないよう注意する点でも、つまづきやすいポイントと言えます。
システム内製時につまづきやすいポイント3選
①開発ドキュメントや管理画面が英語ということがある
②システムに関する用語のインプットが必要
③必要なプログラムファイルの設置と管理方法に関する理解

これがあったら楽になること

今回の記事を作成するにあたり、次回以降にもっと負荷なく良い意味で楽にシステムを内製するにはどうすれば良いかと思いを巡らせました。結論、 独りで悩み抱え込まずに、システム開発経験のあるエンジニアの方に相談しサポートしてもらうことが必要だと感じました。しかし、冒頭でも書いたように日本では企業のエンジニアの人材獲得が難しい状況です。

DXを推進したい企業からの注目が高まっているローコード開発ツールですが、非エンジニアの方が業務アサインされシステム内製化を進めるためには、 ツール選定時にエンジニアによるサポート体制の有無もぜひ確認しておくべきでしょう。

今回利用したSPIRAL® ver.2では「内製化支援サービス」としてエンジニアによる専任のサポート体制をご提供いたします。

また、本記事ではAgoraSDKと連携するシステムをとりあげましたが、パイプドビッツが提供する「内製化支援サービス」は連携するサービス内容を事前検証し実現可否を確認してからプロジェクトを進行することも可能です!

まとめ

最後に本記事でお話しした内容をまとめると以下の通りです。
・ローコード開発ツールへの注目が集まっている
・非エンジニアがWebシステムを内製する時につまづきやすいポイント3選を紹介
・つまづきを防止するために、エンジニアの支援・相談ができる体制があると効率的
いかがでしたか?本記事では、非エンジニア目線からローコード開発ツールを用いたWebシステムを内製する時につまづきやすいポイントを解説しました。
DXを推進する一つの手段としてシステムの内製化・ローコード開発ツールの検討を進める企業も多いかと思いますが、パイプドビッツの内製化支援サービスでは御社のDX推進をサポートさせて頂きますのでお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

プランニング部