
SPIRAL ver.1では、簡単操作でテキスト/HTMLメールを作成・配信できます。
また、メール配信以外にも、ステップメールや指定時間配信など様々な配信方式があります。
今回は、メールの作成方法とそれぞれの配信方式の特徴をご紹介します。
メール機能
SPIRAL ver.1には、「サンクスメール」「シークエンス配信」「EXPRESS配信」「タイムリー配信」など、
さまざまなシーンに対応したメール配信機能があります。
本記事では、それぞれの機能の特長をご紹介します。
まずは、サンクスメールの作成方法について説明します。
DKIM設定
SPIRAL ver.1から配信する全てのメールはDKIM署名を付与して送信します。DKIMについては、詳しくはサポートサイトをご覧ください。
DKIM署名ドメイン管理


- 差出人メールアドレスに使用するドメインを登録し、同時に署名に使用するキーペアを生成します。
- スパイラルではキーペア自動生成ツールを提供していますが、ユーザーが生成したキーペアを登録することも可能です。
キーペア生成
スパイラルがキーペアを自動生成します。生成する鍵長のサイズを選択します。
※2048bitは暗号レベルが高くなりますが、署名負荷が高くなるため配信速度に影響する場合があります。

ご用意いただいた秘密鍵と公開鍵のキーペアを登録してください。
1024bitまたは2048bitの鍵を生成してください。
※1行あたり80byte以上の秘密鍵は登録できません。
秘密鍵は1行あたり79byte以内で登録ください。

「初期選択」にチェックがついているセレクタが、配信時の設定の際にデフォルトで選択されます。

配信時の設定
DNSサーバへの公開鍵の登録後、
配信設定のメールヘッダ情報設定「DKIM署名」のプルダウンで登録した作成者署名を設定します。
作成者署名が選択され認証に成功している場合、「送信元認証」は黄色、もしくは青色の信号になります。
サンクス配信
ここでは、サンクス配信の設定方法とあわせて、配信設定の手順をご紹介します。リスト作成
「リスト作成」は、メール配信の対象となる受信者情報を管理・設定する機能です。
配信リストを作成することで、配信対象の絞り込みやグループ分けが可能となり、目的に応じたメール配信を実現できます。
リストには、受信者のメールアドレスや属性情報などを登録し、配信条件に合わせて柔軟に設定できます。

新規に作成する場合は、基本設定のDBを選択し「選択」をクリックします。



封筒制作
「封筒制作」とは、メール配信時に使用する文面やヘッダー情報など、配信内容の詳細を設定する機能です。
配信するメールの形式や内容を自由にカスタマイズでき、用途に応じたメール配信を実現します。
「直接入力」や「既存文書指定」など、作成方法も選択可能です。

封筒製作には直接入力する方法と既存文書を指定する方法があります。
直接入力

設定が完了したら「新規作成」をクリックして封筒を保存します。
必須項目が入力済みにもかかわらず「新規作成」がグレーでクリックできない場合は、「送信元認証」の信号が赤色になっていないかご確認ください。



既存文書指定
指定できるコンテントタイプは以下の7種類です。
メッセージ選択
コンテントタイプが「テキストメール」の場合は「テキストメール」タイプのメッセージのみ、「HTML メール」の場合は「HTML メール」タイプのメッセージが候補として一覧表示されます。
メッセージの内容を確認するには、メッセージ名をダブルクリックします。

封筒の変更・削除をする場合は直接入力と同様に行ってください。

HTML機能



シークエンス配信(ステップメール)
シークエンス配信とは、特定の日時を起算日として、配信間隔を決定し、
セットしたメールを自動で配信する事ができる機能です。
例えば、会員登録日時を起算日とした場合は登録から3日後、7日後、30日後に段階的なメールを送ったり、
セミナー開催日を起算日とした場合はセミナー開催日から1週間前、
前日にリマインドメールやセミナー開催翌日にフォローアップメールを送ったりすることができます。

作成した配信設定一覧が表示されます。
新規に作成する場合は対象のDBを選択し「選択」ボタンを押します。
文面や件名に問題がなければ「スタンバイ」を「OK」にして[変更]ボタンを押してください。

シークエンス配信 URL有効期間設定
配信予約後にクリックカウントやクリックログイン等のURLにアクセスできる有効期限を設定できます。
有効期間を設定することで、意図しない時期のクリックを抑止できます。
※クリックカウントやクリックログインなどの差し替えキーワードを文面に設定していない場合や、
各種設定において「無期限に設定する」にチェックを入れた場合は、以下の設定を行う必要はありません。

EXPRESS配信 (一斉送信)

高エラー配信強制中止通知

EXPRESS設定
EXPRESS配信の設定項目はこちら。

EXPRESS配信では、スタンバイをOKにした配信予約設定を行った場合に、設定内容をメールで通知します。
タイムリー配信 (指定時間配信)
タイムリー配信とは、特定の日が来た時に、あらかじめセットしたメールを自動的に配信する事ができる機能です。誕生日や記念日などに、毎年メール配信をする事ができます。
シークエンス配信は、指定した日時を起算日に配信間隔を決定し、
連続してメールを配信する機能ですが、タイムリー配信は誕生日や各種記念日など指定した日時に毎年メールを配信することが可能です。

新規に作成する場合は対象のリストを選択し「選択」をクリックします。

タイムリー配信の設定項目はこちら。

まとめ
今回は、メールの基本的な機能と設定方法についてご紹介しました。
SPIRAL ver.1のメール機能を活用することで、目的に応じた効果的なメール配信を実現できます。
ぜひお試しください。
他のメール機能について、詳しくはサポートサイトをご覧ください。
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