MKupdate vol.21 では、5月9日リリースしたSPIRAL ver.2.24のアップデート勉強会を実施しました。
今回は「顧客接点業務アプリの運用」にフォーカスを当ててアップデート内容を説明いたします。
今回は「顧客接点業務アプリの運用」にフォーカスを当ててアップデート内容を説明いたします。
登壇者紹介
SPIRAL ver.2エバンジェリストの芝谷です。
本日はSPIRAL ver.2のアップデートをわかりやすくお伝えできればと思っております!
本日はSPIRAL ver.2のアップデートをわかりやすくお伝えできればと思っております!
司会の桂嶋です。今日はよろしくお願いします!
今回のキーワード
今回のキーワードは「無理せず、スピード対応」です。
今回のアップデート機能があれば、無理せず日々発生する開発や運用業務を迅速に対応できるシーンが増えるのではないかと我々は考えています。
ぜひアップデート後から新機能を取り入れてみてください!
今回のアップデート機能があれば、無理せず日々発生する開発や運用業務を迅速に対応できるシーンが増えるのではないかと我々は考えています。
ぜひアップデート後から新機能を取り入れてみてください!
ver.2.24アップデート概要
今回のアップデートを一言でいうと、顧客接点業務アプリの運用を最適化できる!アップデートと言えると思います。
SPIRAL ver.2は顧客接点業務に強みを持っているプラットフォームですが、顧客接点業務でのシステム利用において重要なことは、状況に応じてすぐに運用を最適化することです。
その一つの方法として、日々発生する要求を自社完結できることと我々は考えています。
今回のアップデートにより以下2つについて「無理なく自社完結」が可能となりました。
・改修、機能追加、保守の要望を自社完結
・運用時のログ調査を自社完結
SPIRAL ver.2は顧客接点業務に強みを持っているプラットフォームですが、顧客接点業務でのシステム利用において重要なことは、状況に応じてすぐに運用を最適化することです。
その一つの方法として、日々発生する要求を自社完結できることと我々は考えています。
今回のアップデートにより以下2つについて「無理なく自社完結」が可能となりました。
・改修、機能追加、保守の要望を自社完結
・運用時のログ調査を自社完結
まずは「改修、機能追加、保守の要望を自社完結」に関するアップデートを紹介します。
①認証エリアログイン制限
会員サイトのアクセス制限機能の改修を自社完結できるようになりました。
例えば図のように同じ認証DBを使って、開発パートナーだけがアクセスできるサイト、販売パートナーだけがアクセスできるサイトなどを作成できます。
例えば図のように同じ認証DBを使って、開発パートナーだけがアクセスできるサイト、販売パートナーだけがアクセスできるサイトなどを作成できます。
この機能ができることによって、一般的にはPHPによる開発が必要だった部分がクリック操作で対応可能となったため、会員サイトの開発、改修スピードが向上します。
また指定できる条件は、参照フィールドにも対応しています。
また指定できる条件は、参照フィールドにも対応しています。
無理せずポイント
会員サイトのアクセス条件が、公開後に追加や変更となったとしてもクリック操作で変更ができる
会員サイトのアクセス条件が、公開後に追加や変更となったとしてもクリック操作で変更ができる
②サイトの本番環境アクセス制限
社内ポータルサイトなどのIPアドレス制限の設定変更を自社完結できるようになりました。
今までもページごとにIPアドレス制限をかけられたのですが、設定や変更に手間がかかっていました。
今回のアップデートで、サイト全体でIPアドレス制限がかけられるようになり、社内ポータルサイトなどの作成がしやすくなりました。
今回のアップデートで、サイト全体でIPアドレス制限がかけられるようになり、社内ポータルサイトなどの作成がしやすくなりました。
無理せずポイント
IPアドレスの追加漏れがあった際もまとめて反映ができる
IPアドレスの追加漏れがあった際もまとめて反映ができる
③登録フォームブロック拡張(引用値表示パーツ対応)
フォームに表示するイベント情報の修正、反映を自社完結できるようになりました。
イベントDBに登録されている値を引用し、フォームにイベント情報を表示しています。
ソース設定での対応となりますが、1からソースコードを書かなくても必要な情報をポチッと押すだけでソースがはき出されるため簡単にイベント情報を表示させることができます。
ソース設定での対応となりますが、1からソースコードを書かなくても必要な情報をポチッと押すだけでソースがはき出されるため簡単にイベント情報を表示させることができます。
無理せずポイント
急遽イベントの表示項目に変更があっても、簡単にフォームの修正ができる
急遽イベントの表示項目に変更があっても、簡単にフォームの修正ができる
④登録/更新フォームブロック拡張(フィールド入力制限対応)
同じDBで作成したフォームの入力制限の変更、修正を自社完結できるようになりました。
例えば同じDBから作成された製品問い合わせフォームが2つある場合、シリアル番号については「spiral-から始まるシリアル番号」「platform-からシリアル番号」のそれぞれ入力制限を設定することができます。
例えば同じDBから作成された製品問い合わせフォームが2つある場合、シリアル番号については「spiral-から始まるシリアル番号」「platform-からシリアル番号」のそれぞれ入力制限を設定することができます。
従来も文字種や文字数制限についてはフォームごとに設定できましたが、加えて正規表現による制限も可能となり、複雑な入力制限にも対応できるようになりました。
フォームの設計時に入力制限の内容を決めると思いますが、いざ運用始まってみたら、もうちょっと制限追加しないといけない、ですとかこの制限は不要だった、みたいなことってありますよね?
そういった際にこの機能あることで、迅速に自社完結できるようになります!
そういった際にこの機能あることで、迅速に自社完結できるようになります!
無理せずポイント
フォームの入力制限の修正を、外注先に依頼せずともノーコードで即時対応できる
フォームの入力制限の修正を、外注先に依頼せずともノーコードで即時対応できる
⑤アプリロールの機能拡張(参照フィールドのサブラベル表示)
顧客がどのイベントに申し込んだか、申し込みDBだけで確認できるようになりました。
アプリロールの設定で、参照フィールドにどのラベル名を割り当てるか指定できるようになりました。
無理せずポイント
1つのDBを見るだけでどのイベントに誰が申し込んでいるのかわかる
1つのDBを見るだけでどのイベントに誰が申し込んでいるのかわかる
⑥認証エリアログ対応
続いて「運用時のログ調査を自社完結」に関するアップデートを紹介します。
会員からのログイン状況の確認依頼について、自社完結で調査できるようになりました。
管理画面で、どの経路で誰がいつどんなエラーだったかがわかりやすく検索できます。
検索して表示するだけでなく、100万件まで一度にダウンロードできるので、監査や調査業務の対応を効率よく実施できます。
検索して表示するだけでなく、100万件まで一度にダウンロードできるので、監査や調査業務の対応を効率よく実施できます。
⑦レコード操作履歴
認証エリアログと同じように レコード操作についても履歴の確認が自社完結できるようになりました。
無理せずポイント
操作者(SPIRAL ver.2の管理画面ユーザー)のログイン情報や、レコード操作履歴について問い合わせがあった際に、管理画面上ですぐに確認できる
操作者(SPIRAL ver.2の管理画面ユーザー)のログイン情報や、レコード操作履歴について問い合わせがあった際に、管理画面上ですぐに確認できる
まとめ
冒頭でもお伝えしましたが、今回のアップデートは顧客接点業務アプリの運用を最適化できるアップデートです。
2つの自社完結の要素が含まれているということをお伝えしました。
1つ目が 改修、機能追加、保守の要望を自社完結
2つ目が 運用時のログ調査を自社完結です。
このアップデートによって、開発や運用を無理せずスピード対応することができます!
是非アップデートをお試しいただき、 無理せず、スピード対応できることを体感してください!
1つ目が 改修、機能追加、保守の要望を自社完結
2つ目が 運用時のログ調査を自社完結です。
このアップデートによって、開発や運用を無理せずスピード対応することができます!
是非アップデートをお試しいただき、 無理せず、スピード対応できることを体感してください!
おまけ:開発者からのメッセージ
認証エリアの設計担当者である打田さんに今回のアップデートについてコメントを頂きました♪
アクセス制限は認証エリアで特定のユーザに対してログインを許可、拒否できる機能です。
本機能があることで、退会処理を論理削除したりアカウント凍結のような動きもできるようになり、いろいろな業務フローを満たせるようになったんじゃないかと思います。
またエンドユーザ目線に立ち、アクセス制限によりログインできなかった人はどう行動するか?を考え、 ログインできなかった場合は専用のエラーメッセージを表示できるようにしました。
一方で、我々開発者は実稼働しているSPIRAL ver.2で作られたサイトに触れあう機会があまり多くなく、 特にサイト機能にはまだまだエンドユーザ目線が足りないと感じています。
もしよかったらサイトを作って運用していただき、気付いた点があればFBいただけたらとても助かります。
本機能があることで、退会処理を論理削除したりアカウント凍結のような動きもできるようになり、いろいろな業務フローを満たせるようになったんじゃないかと思います。
またエンドユーザ目線に立ち、アクセス制限によりログインできなかった人はどう行動するか?を考え、 ログインできなかった場合は専用のエラーメッセージを表示できるようにしました。
一方で、我々開発者は実稼働しているSPIRAL ver.2で作られたサイトに触れあう機会があまり多くなく、 特にサイト機能にはまだまだエンドユーザ目線が足りないと感じています。
もしよかったらサイトを作って運用していただき、気付いた点があればFBいただけたらとても助かります。