開発情報・ナレッジ

投稿者: SPIRERS ナレッジ向上チーム 2025年3月19日 (水)

SPIRAL ver.1から学ぶ – システムの基礎 – DB編

本特集は、非エンジニア向けに、素早くスパイラルを理解し、利用していただくため、今まで蓄積したナレッジのまとめたものです。サポートサイトのコンテンツを補足する役割であり、主な操作はサポートサイトからご確認してください。

こんな方を向けに書いてます

初めてスパイラルに触れる方
DB、フォームを作成したい方
業務でスパイラルを使っていて、よりシステムの中身を理解したい方

最初にスパイラルを利用して、フォームを作成する際、必ずDB作成が必要となります。今回はDBを解説します。

DBとは

たくさんのデータ(Data)が、1つの土台(Base)で管理できることから「データベース」と名付けられ、「DB」と省略されることもあります。 データベースとは、大量のデータを効率的に保存・管理・検索・更新できるようにしたシステムのこと。一般的には、データを構造化して格納し、必要に応じて素早く取得できる仕組みを指します。

DBはデータの集合体


システムを維持し、データを保存するために、DBが必要となります。

データベースの要素

データベースは3つの要素から構成されている
DB

DB(テーブル)エクセルのシートに該当する要素です。データベースには膨大な量と種類の情報が保存されており、データの種類に応じてテーブルごとに規則正しく格納されています。

フィールド

フィールド(コラム)、エクセルで例えると「列」に該当する垂直方向にあるデータで、「属性」を意味する要素です。

レコード

レコードはエクセルでいう「行」に該当し、データそのものを意味しますが、水平方向のデータという意味でも使います。

データベースの種類

①通常DB

スパイラルの中では、主に2種類のDBがあります。

通常DB

通常DBは、選択したフィールドにてデータベースの発行、および作成済みのデータベースの編集、削除を行うことができます。

このように、スパイラルの中では、社員DB、支店DBで2つの通常DBとして捉えています。

社員DB
社員番号 社員名 支店名
1 田中花子 東京本店
2 山田太郎 大阪支店
3 山田花子 大阪支店
支店DB
支店番号 支店名
001 東京本店
002 大阪支店
003 札幌支店

二つの通常DBはそれぞれのデータがあり、それぞれの社員情報と支店情報を管理しています。

履歴DB

履歴DBは、通常DBと同じ機能を持ってますが、履歴DBは以下の機能が制限されているためご利用できません。

  • マイエリア発行
  • 一斉配信機能(EXPRESS配信、EXPRESS2、シークエンス配信、タイムリー配信)
  • サンクスメールのテスト配信機能
  • 履歴DBは利用機能が通常DBより制限されるため、通常DBより低いコストに利用していただけます。詳しくはこちら
    にご覧ください。

    詳しい情報はこちらにご覧ください。
    通常DB
    履歴DB

    ②関係性DB
    関係性DB(リレーションDB)、SPIRALでは、仮想DB(連携型)が用意してます。用途に合わせて、通常DBと連携して使えます。
    仮想DB(連携型)

    先ほどの事例を挙げると、社員DBに支店番号のフィールドを追加し、支店DBと連携する。そうすろと、支店名が変わっても、番号ひとつで社員と支店が結びつくので、多くの管理コストが減らせます。


    仮想DB(連携型)について、より詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

    その他、仮想DB(フィルタ型)仮想DB(集合型)も提供しています。

    補足 トランザクションDBについて

    トランザクションDBと比較するのがマスタDB。

    マスタDBは重複しないDBを保管するためのDBです、更新された場合、更新前のデータが消えて、更新後のデータのみ残る。そして、更新、削除などのアクションを記録しするのがトランザクションDB。

    より詳しく知りたい方は こちらをご覧ください。

    解決しない場合はこちら コンテンツに関しての
    要望はこちら