テキストフィールドを使用したレコードアクションの注意点

DBトリガのレコードアクションでは、自DBのレコードを更新または他DBへレコードの登録/更新/削除を実行することができます。
プログラムを使用せずに実行できるため非常に便利な機能ですが、特定のフィールドは使用できなかったりと注意すべき事項があります。
今回は、テキストフィールドを使用したレコードアクションの注意点をまとめましたのでご紹介します。
DBトリガの詳細はサポートサイトをご確認ください。

DBトリガの使用項目で選択不可のフィールド

フィールドタイプが「ファイル」「パスワード」「ユーザーフィールド」については、DBトリガの使用項目に選択することができません。

テキストフィールドで取得した値を別のフィールドへ登録・更新した際の注意点

テキストフィールドで取得した値を別のフィールドへ登録・更新をしようとすると、値が変わったりエラーになります。
以下の表にまとめましたのでご参照ください。

フィールドタイプ	内容	備考
セレクト	・ラベルIDがラベル名に変換・セレクトのラベルがないIDのテキストを登録しようとするとアクションエラー	・テキストフィールドからの登録はラベルIDのみ・ラベル名では登録不可
マルチセレクト	・ラベルIDがラベル名に変換・セレクトのラベルがないIDのテキストを登録しようとするとアクションエラー	・テキストフィールドからの登録はラベルIDのみ・ラベル名では登録不可・複数のラベルIDでの登録不可
電話番号	・「08011111111」が「+81 80-1111-1111」に変換	・「+81 80-1111-1111」で登録しても →「+81 80-1111-1111」と登録される
日時	・「yyyy年mm月dd日 hh時mm分ss秒」で登録しようとするとアクションエラー	・テキストフィールドからの登録は「yyyy/mm/dd hh:mm:ss」のみ・2025/4/1 9:00:00で登録した場合 →2025/04/01 09:00:00と登録される
日付	・「yyyy年mm月dd日」で登録しようとするとアクションエラー	・テキストフィールドからの登録は「yyyy/mm/dd」のみ・2025/4/1で登録した場合 →2025/04/01と登録される
月日	・「mm月dd日」で登録しようとするとアクションエラー	・テキストフィールドからの登録は「mm/dd」のみ・4/1で登録した場合 →04月01日と登録される
時刻	・「hh時mm分ss秒」で登録しようとするとアクションエラー	・テキストフィールドからの登録は「hh:mm:ss」のみ・9:00:00で登録した場合 →09:00:00と登録される

テキストフィールドへ登録・更新した際の注意点

特定のフィールドタイプは、DBトリガを使用してテキストフィールドに登録・更新をしようとすると、値が変わったりエラーになります。
以下の表にまとめましたのでご参照ください。

フィールドタイプ	内容	備考
テキストエリア	・登録内容に改行があると登録時にアクションエラーが発生	下記の場合、エラーが発生テストテスト2 下記の場合、登録可能テストテスト2
セレクト	・ラベル名ではなくラベルIDで登録	「ラベルID：1、ラベル名：テスト1」を選択した場合 →1と登録される
マルチセレクト	・テキストフィールドの設定は不可・テキストエリアのみ可能	「ラベルID：0、ラベル名：テスト0」「ラベルID：1、ラベル名：テスト1」を選択した場合 →110000000～と登録される ※マルチセレクト項目が129個まで設定でき、テキスト登録する際に129個全て表示させる仕様
日時	・UTC(協定世界時)を参照しているため、登録された日時から「-9時間」された値が登録	2025/04/01 01:30:00で登録した場合 →2025-03-31T16:30:00Zと登録される
日付	・「yyyy/mm/dd」が「yyyy-mm-dd」に変換	2025/04/01で登録した場合 →2025-04-01と登録されるフォームから登録した場合 →UTC(協定世界時)を参照しているため、登録された日時から「-9時間」された値が登録
月日	・「mm月dd日」が「mm-dd」に変換	04月01日で登録した場合 →04-01と登録される

参考リンク

・DBトリガを使用して生年月日や年齢等をテキストフィールドに結合させる方法

・条件式や計算式の記法

開発情報・ナレッジ

DBトリガの使用項目で選択不可のフィールド

テキストフィールドで取得した値を別のフィールドへ登録・更新した際の注意点

テキストフィールドへ登録・更新した際の注意点

参考リンク

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