設計情報

投稿者: SPIRERS ナレッジ向上チーム 2022年11月18日 (金)

「定期実行」「外部接続ディレクトリ」を使用したデータバックアップ方法

万が一の場合に備えて、自動でデータバックアップを取りたいと思われたことはないでしょうか。
SPIRAL ver.1オプションの「定期実行」と「外部接続ディレクトリ」を使用することで実装可能です。

本記事ではデータバックアップ方法をご案内します。

事前準備

定期実行と外部接続ディレクトリは有料オプションです。
実装する場合は事前にオプション契約を行い、事前準備が必要です。
定期実行 オプション
定期実行機能は、指定の定時刻に一括処理を起動し、外部接続ディレクトリ上のファイルをスパイラルに反映したり、データ一括出力を起動し、外部接続ディレクトリやファイル便にデータを出力する機能です。
詳細については、定期実行 をご確認ください。
外部接続ディレクトリ オプション
外部接続ディレクトリ機能は、安心してデータの受け渡しをしていただくためにスパイラル上にディレクトリを設置し、データファイルの送信、取得をセキュアな環境で操作していただく機能です。
詳細については、外部接続ディレクトリ をご確認ください。

設定方法

バックアップ方法は3パターンをご案内いたしますので、業務フローに合った方法をご選択ください。
【パターン1】外部接続ディレクトリにデータ出力し、手動ダウンロード
定期実行にて指定の定時刻にデータ一括出力を起動し、外部接続ディレクトリにデータを出力します。
管理画面から手動でダウンロードします。
手順1
データ一括出力にて、テンプレートを作成 ダウンロード対象フィールドの選択やフィールド並び順を設定し、テンプレートを保存します。
手順2
定期実行を設定 実行処理のプルダウンは手順1で作成したテンプレートを、外部接続ディレクトリのプルダウンは外部接続ディレクトリを選択します。
手順3
外部接続ディレクトリのファイル管理よりデータ出力ファイルをダウンロード
【パターン2】ファイル便にデータ出力し、手動ダウンロード
定期実行にて指定の定時刻にデータ一括出力を起動し、ファイル便にデータを出力します。
管理画面から手動でダウンロード以外に、指定したメールアドレス宛にファイルダウンロードメールの配信も可能です。
このパターンの場合は、外部接続ディレクトリオプションは不要です。
手順1
データ一括出力にて、テンプレートを作成 ダウンロード対象フィールドの選択やフィールド並び順を設定し、テンプレートを保存します。
手順2
定期実行を設定 実行処理のプルダウンは手順1で作成したテンプレートを、外部接続ディレクトリのプルダウンはファイル便を選択します。
手順3
ファイル便のファイル一覧よりデータ出力ファイルをダウンロード
【補足】
指定したメールアドレス宛にファイルダウンロードメールを配信する場合は、ファイル便送信から配信設定を行います。
ログインURL期限やログイン回数制限、パスワード設定なども可能です。
【パターン3】外部接続ディレクトリにデータ出力し、外部システムへ連携
外部システムから外部接続ディレクトリへ直接アクセスすることもできるので、
取得用のプログラムを外部システムに設置することで、自動で取り込むことが可能です。
【補足】
定期実行や外部接続ディレクトリを使用せず、カスタムプログラムを利用して、PHPで外部システムへデータを送信することも可能です。

最後に

設定後は動作確認を必ず行い、動作に問題がないか確認をしてください。
また、不具合などあれば、下記の「コンテンツに関しての要望はこちら」からご連絡ください。
解決しない場合はこちら コンテンツに関しての
要望はこちら