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投稿者: SPIRERS ナレッジ向上チーム 2025年5月13日 (火)

特定の文字列でのフォーム入力をエラーにする方法

本記事では特定の文字列をフォームに入力した際に、データ送信を完了させずにエラーを出す方法をご案内します。
誹謗中傷内容などを登録させたくない場合にご活用ください。

想定の挙動

今回はトリガ機能のエラー終了設定を利用します。
フォーム上設定した項目に特定の文字列を入力し、送信しようとするとシステムエラーが発生する挙動です。
フォームエラーコード表

イメージ

設定方法

演算トリガ

今回は新規登録時に発動するトリガを設定します。
トリガの種別を「演算」として作成します。
演算トリガについて

トリガ名を設定

トリガ名を指定してフィールド設定へ進みます。

フィールド設定

1.演算結果格納フィールドの選択肢から「エラー終了」を選択し追加します。
2.条件式を表示させ、下記のように設定し保存します。

strpos($inquiry$,'誹謗中傷コメント')

【ポイント】
  • strpos関数:文字列検索の関数です。strpos(対象の文字列, 検索する文字列)の形式で使用します。
  • $inquiry$:誹謗中傷等がないかチェックしたい項目の差替えキーワードを指定します。​
    フィールドのプルダウンから選択し「ADD」で追加できます。
  • '誹謗中傷コメント':入力されたらエラーとしたい文言を''で囲います。
  • 他にもエラーとしたい特定文字列がある場合は同様にエラー終了の条件を追加していきます。
    ※演算トリガの演算式設定は1DBあたり50設定まで設定可能です。

    設定は以上で完了となります。
    フォームから設定した特定文字列の入力を行い、想定通りエラーが出るかをご確認ください。

    参考リンク

    トリガ
    演算トリガ

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