データベースに登録された情報を、Webページやメール文面などに表示することができる差替えキーワード。
スパイラルを使う際には必ずと言っていいほど扱うもので、その種類や形式はフィールドタイプによってもさまざまです。
今回は、スパイラルからメールを配信する際に使える特殊な差替えキーワードについてご紹介します。
テキストメール、HTMLメールそれぞれで、少し見栄えにこだわりたい場合に便利です。
※本内容は、操作画面やサポートサイト等で確認できる差替えキーワードのように、標準機能として提供しているものではありません。現行のシステムの性質を利用した特殊な設定のため、動作保証はできかねますので予めご了承ください。
※本内容はスパイラルからのメール配信時においてのみ使用することができます。マイエリア等のWebページへの使用はできません。
マルチセレクトタイプ
マルチセレクトタイプのフィールドでは通常、「ラベル1,ラベル2…」のようにカンマで区切られて表示されますが、以下のような文字列をキーワード内に加えることでラベルごとに改行をさせることができます。
差替えキーワード | 特長 |
---|---|
%val:usr:hoge% |
標準の差替えキーワード。 ラベルをカンマで区切って表示します。 |
%val/lf:usr:hoge% |
ラベル表示時にカンマの代わりに改行コードを挿入します。 テキストメールでラベル表示を改行して表示する場合に利用できます。 |
%val/br:usr:hoge% |
ラベル表示時にカンマの代わりに“br”を挿入します。 HTMLメールでラベル表示を改行して表示する場合に利用できます。 |
テキストエリアタイプ
マルチセレクトタイプと同様に、テキストエリアタイプのフィールドでも改行について編集することができます。また、HTMLメールにおいて差替え情報をHTMLタグのソースとして機能させたい場合などに有効なキーワードもあります。
差替えキーワード | 特長 |
---|---|
%val/lf:usr:hoge% |
標準の差替えキーワードです。 DBに格納されている値を表示します。 HTMLメールの場合改行部分に“br”を挿入します。 |
%val/nolf:usr:hoge% | DBに格納されている値を改行せずに表示します。 |
%val/nobr:usr:hoge% | HTMLメールでDBに格納されている値を改行せずに表示します。 |
%val/src:usr:hoge% |
DBに格納されている値をサニタイジング(※)せずに表示します。 差替えた値をHTMLタグとして機能させたい場合に利用します。 |
※)HTMLなどの無害化
1つ1つの選択肢名が長い場合や、見た目を整えたい場合など、いつも使っている差替えキーワードにちょっと手を加えることで、色々と工夫することができます。是非お試しください。