開発情報・ナレッジ

投稿者: SPIRERS ナレッジ向上チーム 2023年1月24日 (火)

参照フィールド拡張(サイト対応) 概要

ver.2.22 より、参照フィールドのサイト対応が拡張されました。
本記事では、「参照フィールド拡張(サイト対応)」の概要をご紹介します。

参照フィールド活用方法は「ウェビナー申込システム」を例として記載している記事がありますので、詳細は以下記事をご参照ください。

参照フィールドとは

参照フィールドは、同一アプリ内にある別DBのレコードを参照して、レコード同士をデータ連携させることができるフィールドです。
参照フィールドを使用するだけで、アプリ利用画面での登録レコードの閲覧がしやすくなるという特徴もあります。
例えば、お問い合わせアプリのお問い合わせマスタDBを参照しに行く参照フィールドをコメント履歴DBで使用すると、お問い合わせ情報と紐づくコメントを連携させることが可能です。
また、アプリ利用画面からレコードを閲覧する際に該当のお問い合わせに対するコメントのみにフィルタがされますので、参照フィールドを使用するだけでお問い合わせ管理の運用がしやすくなります。

参照フィールド拡張(サイト対応)

ver.2.22アップデートで参照フィールドのサイト対応が拡張がされ、サイト上のフォームをはじめとする機能で参照フィールドが扱えるようになりました。
参照フィールド拡張内容
登録フォームブロック 参照フィールドの使用が可能
このアップデートで、アプリ利用画面からだけでなく登録フォームからでも参照フィールドに値を入力をして登録することができ、別DBのレコードを参照してレコード同士をデータ連携させることができます。
登録フォームブロック 参照先レコード値による登録制限が可能
このアップデートで、登録フォームから登録しようとした際に「AはOKフラグなので、登録を許可」「BはNGフラグなので、入力エラー」というように、参照先DBのレコード値を基にした登録可否制限がノーコードで実装できます。
こちらは、登録フォームブロック上で参照フィールドを入力項目として使用している場合に設定できます。
登録フォームブロック 確認ステップ画面 / 完了ステップ画面 参照先DBレコード値の表示が可能
このアップデートで、参照先DBのレコード値を参照し、確認ステップ画面 / 完了ステップ画面上にノーコードで表示させることができます。
登録フォーム上で参照フィールドを入力している場合は両画面に、参照フィールドを自動登録している場合は完了ステップ画面のみの表示となります。
登録フォームブロック 自動登録 参照フィールドの使用が可能
このアップデートで、登録フォーム上で参照フィールドを入力しなくても値を格納することができ、別DBのレコードを参照してレコード同士をデータ連携させることができます。
「登録フォーム拡張(参照フィールド対応)」で、” ノーコードで構築できる本格Webアプリが拡大 ” します!
レコードリストブロック 参照先DBのレコード情報の表示が可能
このアップデートで、参照元DBで作成したレコードリストブロックでも参照先DBのレコード値を表示できるようになります。
すでに対応していたレコードアイテムブロックと組み合わせて使用することができます。
「参照フィールド レコードリストブロック拡張」で、
正規化されたマスタ情報は参照先DBのみの管理でよくなり、” メンテナンス負荷を軽減 ” することができます!
その他にもこんなことができるようになりました!
更新、削除フォームブロック / 認証ページ拡張(参照フィールドの認証レコード値挿入追加)
フォームのメールアクション拡張(参照フィールド対応)
参照フィールド拡張内容の詳細については、SPIRAL ver.2 サポートサイト サイトの参照フィールド をご確認ください。

最後に

参照フィールド拡張(サイト対応)アップデートによってサイト機能で行えることが多くなり、
今まで構築を諦めていたアプリや、プログラムを使用して構築していたアプリも、諦めることなくノーコードで実現可能となりました。

” ノーコードで本格アプリ開発 ” できる SPIRAL ver.2 を是非お試しください!
解決しない場合はこちら コンテンツに関しての
要望はこちら