この記事では、SPIRAL ver.2でメールを一斉配信する際のポイントをまとめています。
メール配信で活用できる機能や注意点を確認し、メールの効果向上と安全な運用を目指しましょう。
メール配信で活用できる機能や注意点を確認し、メールの効果向上と安全な運用を目指しましょう。
事前準備
メール配信に利用するDBを用意し、メールアドレス等のレコードを登録してください。参考:
動画で学ぶ SPIRAL ver.2 基本機能 ~【アプリ管理】DB ~ (DB作成)
動画で学ぶ SPIRAL ver.2アプリ設定 ~ Extra レコード管理 ~(レコード一括登録)
安全なメール配信業務をするために
メール配信自体は簡単な作業ですが、誤配信などミスをしないように注意をすることが重要です。アプリロールでメール配信に関する権限設定をしておくことで、運用担当者以外の不要な操作を防ぐことができます。
参考:動画で学ぶ SPIRAL ver.2 基本機能 ~【アプリ管理】アプリロール / アプリ利用画面 ~
メール配信設定
一斉配信はアプリ利用画面から「メール配信」のメニューより設定することができます。基本的な設定方法はサポートサイトを参考に設定を行ってください。
参考:一斉メール配信
コンテンツ設定のポイント
①コンテンツタイプの選び方
コンテンツのタイプは「テキスト」「マルチパート」がおすすめです。テキストメール | マルチパートメール | |
---|---|---|
特徴 | テキストのみのシンプルなメール | 画像やHTMLを用いた装飾性のあるメール |
環境による表示 | 受信者の環境に依存せず表示 | 受信者の環境に応じてHTML or テキスト形式で表示 |
URLのクリック数測定 | 〇 | 〇 |
開封数 | × | 〇 ※HTML表示者のみ |
設定の難易度 | テキスト入力のみで簡単 | HTML作成が必要 |
シーン | 事務的なお知らせ | キャンペーンなどの告知 |
おすすめのHTML作成ツール
HTMLに自信がない方はツールを使ってみることもおすすめです。
・ワード感覚で作成したい方におすすめ
オンラインHTMLエディター(ラッコツールズ工房)
・おしゃれなテンプレートを利用したい方におすすめ
Beefree
②PDFなどのファイルを送る方法
SPIRAL ver.2では、セキュリティの観点から通常のメール送信のようにファイル添付することはできません。
ファイルを送りたい場合はサイトファイルにアップロードし、URLをメール文面に挿入することでファイルを送信してください。
参考:サイトファイル
③URLのクリック数を計測する方法
クリックカウント設定をすることで、誰がどのURLをクリックしたか配信ログで確認することができます。
データを元にユーザーの反応を分析しコンテンツの改善に役立ちます。
参考:メールのクリックカウント/HTMLメール開封確認
クリックカウントを設定すると計測用のURLに変換されます。
計測用URLのデフォルトのドメインはcc.spiral-platform.com
となりますが、設定頂いているサイトドメインに変更することも可能です。
④メールの開封数を計測する方法
開封チェックを設定することで、誰がいつメールを開封したか配信ログで確認することができます。
データを元にユーザーの反応を分析しコンテンツの改善に役立ちます。
※メール形式がマルチパート、HTMLの場合設定することができます。
参考:メールのクリックカウント/HTMLメール開封確認
本番配信前のチェックリスト
コンテンツの設定が完了したら、本番配信前に3つのボタンを必ず使い、確認を実施しましょう。
自分以外のメンバーにチェックを依頼することで細かなミスに気がつくことができるため、Wチェックを行う運用を推奨しています。
①試算
実際に配信する件数を確認することができます。
特に抽出条件を設定している場合は、意図した配信件数と一致するかご確認ください。
②テスト配信
テストメールで差出人情報や誤字脱字やコンテンツの崩れ、URLの間違い等がないかご確認ください。
③配信予約確定
設定に問題ないことが確認できましたら、最後に配信予約を確定しましょう。
「設定中」→「予約完了」のステータスに変更できたらOKです。
迷惑メール防止二法に要注意
マーケティングや広告目的のメール配信の場合は特「迷惑メール防止二法」に該当いたします。
違反にならないように下記についてもしっかりと対策しておきましょう。
参考:迷惑メールにならないメルマガの送り方とは?法律違反に要注意!
法律違反にならないメールの条件
メールを配信する場合、事前に受信側の同意を得る。
同意を得たことの証明・記録を保存する。
送信者の名称、メールアドレス、IPアドレス、ドメイン名などを偽らない。
配信停止リンクの設置と、配信停止できることの明確な表示。
問い合わせ先の明示。
配信停止を受け付けたあとは配信しない。
引用元:迷惑メールにならないメルマガの送り方とは?法律違反に要注意!
最後に
いかがでしたか?安全かつ効果的なメール配信運用の参考になれば幸いです。
もう少し詳しく知りたい点などございましたら下部の「コンテンツに関しての要望はこちら」よりご連絡ください。
メールを配信する場合、事前に受信側の同意を得る。
同意を得たことの証明・記録を保存する。
送信者の名称、メールアドレス、IPアドレス、ドメイン名などを偽らない。
配信停止リンクの設置と、配信停止できることの明確な表示。
問い合わせ先の明示。
配信停止を受け付けたあとは配信しない。
引用元:迷惑メールにならないメルマガの送り方とは?法律違反に要注意!