設計情報

投稿者: SPIRERS ナレッジ向上チーム 2023年2月17日 (金)

動画で学ぶ SPIRAL ver.2 基本機能 ~【サイト管理】認証エリア ~

SPIRAL ver.2の主要機能であるサイト管理の中でも 認証エリア をピックアップしてお伝えします。

変更・改訂履歴

  • 改訂

    記事フォーマットの変更

  • 改訂

    認証エリア 注目ポイント ログインフィルタ フィールド値関係抽出を追加

動画

認証エリア説明

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※認証エリアについて説明している部分(0:12~)へジャンプします。
認証エリアとは
認証エリアは、ID/パスワードを用いてログインする会員専用サイトや、
メール本文中にあるURLをクリックしログインさせそのユーザ専用のページへ遷移させる、クリックログインページを作成することができる機能です。
ログインフォームや、サイトポリシーページなど、認証なしで表示させたいページも認証エリア内に作成することができるので一元管理が可能です。

認証エリアのページにおいても、URLを任意で設定することができます。

認証エリア作成

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※認証エリア作成について説明している部分(0:50~)へジャンプします。
認証エリア作成
認証エリアメニューの+ボタンから進んでいきます。
表示名 認証エリア一覧に表示される名称
識別名 認証エリア内のURL一部となるため、適したものを入力
アプリ、DB 認証エリアを作成したいアプリとDBを選択
IDフィールド 入力必須 かつ ユニークの「テキストフィールド」「メールアドレスフィールド」のみ設定可能
パスワード パスワードを使用すると、ID/パスワード認証で認証後トップページへ遷移
パスワードを使用しないと、クリックログイン認証で認証後トップページへ遷移
エリア作成後に変更可能
更新 / 削除フロー ID / パスワード認証の場合は、同時に更新フォームブロック設置ページや、削除フォームブロック設置ページが作成される
クリックログイン認証の場合は、更新 / 削除フローを「設定する」か「設定しない」の選択が可能
パスワード再登録 ID / パスワード認証の場合は、パスワード再登録を「設定する」か「設定しない」の選択が可能 「設定する」を選択すると、同時にパスワード再登録フォームブロック設置ページが作成される
【ご注意】
パスワードを使用した場合は、同じエリア内にクリックログイン認証ページの作成が可能ですが、
パスワードを使用しない場合は、同じエリア内にID / パスワード認証ページの作成はできません。
認証エリア作成後にクリックログイン認証に変更したい場合は、クリックログイン設定から「許可する」に変更します。
また、認証後トップページの変更も行えます。
認証なしページも作成できるので、サイトポリシーページなど会員サイト関連で一般公開したいページも認証エリアに紐づけて作成でき、管理がしやすくなっています。
歯車アイコンから”セッション有効期限”や”ログインロック条件”などの変更が可能です。
認証ありページ
ページ上に認証レコード値を挿入することができ、ログインしたユーザの情報を表示させることが可能です。
認証エリアページもブロックの設置方法は、ページ機能と同じです。
+ボタンからブロックを選択し、新規に作成するか既存フォームを使用するかを選択します。
登録フォームブロック
登録フォームブロック作成時に認証エリアを指定すると、登録フォームブロック上でも認証レコード値を使用することができます。
氏名やメールアドレスを表示させたフォームの作成が可能で、テキスト部分にも認証レコード値を使用することができます。
自動登録でも「引用(認証レコード値)」を使用することができるので、認証DBのユーザ情報を引き継いで別DBに登録することが可能です。
更新 / 削除フォームブロック
既存フォーム選択のプルダウンには設置しようとしている認証エリアに紐づいたブロックのみが表示されます。
更新、削除フォームブロックにおいても引用値表示パーツを使用できます。

認証エリア 注目ポイント

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※認証エリアの注目ポイントについて説明している部分(5:45~)へジャンプします。
レコード公開範囲
レコード公開範囲は、サイト上におけるレコード情報の公開範囲を制限する機能です。
各アプリに存在するDBのレコード情報はサイト上でどこまでアクセス・閲覧可能なレコードとして制限するか、公開範囲を指定する必要があります。 公開範囲は2つあります。
一般公開 インターネット上に広く公開する
エリア認証時公開 認証エリアにログインした場合にのみ公開する
一般公開およびエリア認証時公開
一般公開で指定する範囲に加え、指定した認証エリアにログインした際に公開するレコード範囲を指定することができます。
それぞれの範囲で任意の条件に一致したレコード情報のみ閲覧可能にする設定ができるので、一般公開のページと認証エリア内のページで表示するレコードを出し分けることが可能です。
一般公開のみにしたい場合は、エリア認証時公開範囲の設定は不要です。
【例】お知らせ一覧作成時に”一般公開のお知らせ情報”と”会員限定のお知らせ情報”を分けて表示

また、レコード公開範囲を設定するDBに認証DBを参照先とする参照フィールドが存在する場合はログインフィルタ 参照先レコード値による抽出が可能です。認証エリアにログインしたユーザと関連するレコードのみフィルタリング、認証エリア内で表示することができるようになります。
【例】会員マイページ上に自身のお問い合わせのみを表示

ログインフィルタ フィールド値関係抽出の設定も可能です。
認証レコードのフィールド値と条件が一致するレコードのみを抽出します。
なお、指定できるフィールドタイプは、「テキストフィールド」「メールアドレスフィールド」「セレクトフィールド」「マルチセレクトフィールド」です。
DB側でインデックスを設定しておく必要がありますので、ご注意ください。
【例】自身の企業名と一致した会員情報を一覧に表示
エリア認証時公開のみ
指定した認証エリアログイン時のみレコードを公開することができます。
「エリア認証時公開のみ」でも、ログインフィルタ抽出が可能です。

参考リンク

最後に

認証エリアではID / パスワード認証やクリックログイン認証ページの作成可能で、認証なしページも同じエリア内に作成ができ一元管理がしやすくなっております。
レコード公開範囲を組み合わせることで、レコード情報の抽出表示もノーコードで実装できます。
様々な用途でご利用いただけますので、是非お試しください。
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